住宅換気ならマーベックス

Dictionary家の辞典

意外と知らない?!
家のメカニズムを解明!

澄家をもっと知っていただくために

換気システムに関する用語や、住宅が本来持っている機能など、昨今注目されている換気についての基礎知識をまとめました。「安心して暮らせる住宅」を換気から考え、澄家換気システムの魅力をもっと知っていただくため、家の辞典を作りました。

澄家をもっと知っていただくために

ventilation information換気について

add

第1種換気・第2種換気・第3種換気方式

第1種換気方式

第1種換気は給排気ともに機械で行う換気なので計画的な換気が可能です。安定して新鮮空気を供給しながら汚染空気を排気します。さらに澄家Eco換気システムは熱交換式を併用できることから第1種換気を採用しております。

第2種換気方式

第2種換気は排気側は自然換気、給気側は機械換気で行います。 第2種は住宅にはほとんど用いられず主にクリーンルームなどに採用される方式です。

第3種換気方式

第3種換気は排気側はを機械換気、給気側を自然換気で行うために、ファンの駆動エネルギーが小さく、第1種換気と比較して電気代が安くなります。基本的に室内の臭気や湿気が発生する箇所から排気します。第3種換気は熱交換との併用は不可ですが、澄家Ecoのオプション「ハイブリッドシステム」は、第1種と第3種の良いところだけを取り入れた換気を実現しました。

add

自然換気と機械換気

室内の換気方法には自然換気と機械換気とがあります。
自然換気は、室内外の温度差によって生じる室内空気の比重差による場合と、風力による場合とがあります。 いずれも換気の安定性が欠ける為、今回の法改正(注)でも隙間相当面積が15cm2/m2以上の住宅にしか認められていません。
機械換気は、強制的な換気ですので、その動力にエネルギーは必要ですが、安定した換気が得られます。

(注)平成15年7月、法改正で24時間機械換気が義務化されました。

add

局所機械換気とセントラル機械換気

24時間機械換気には局所機械換気方式とセントラル換気方式とがあります。
局所機械換気は、従来から採用されている空気汚染の発生源毎に換気装置を設置する方式です。空気の給気や排気のためのダクトが不要なために設置が簡単に行えます。 しかし住まい全体のバランスのとれた計画換気には必ずしも適当とは言えません。

一方セントラル機械換気は給排気にダクト設置が必要ですが、住まい全体の計画換気を行うのに適応しています。

add

熱交換とは

冷暖房中の室内では空気の入れ替えが必要ですが、換気をするとせっかく冷暖房したエネルギーが逃げてしまいます。 夏であれば、室内に入ってくる熱い空気の内、熱のエネルギーだけを、エアコンで冷やされた空気に取込んで排気し、新鮮な空気だけを取り込む事ができれば効率的です。 効率の良い換気は、室内の温湿度条件に近い状態で給気し外気の温湿度に近づけて排気するかで決まります。 全熱交換型換気は、給気と排気の間で温度と湿度だけを交換し、室内の温湿度条件に近い状態で換気するシステムです。

add

顕熱交換と全熱交換型

同重量のお湯と水蒸気とでは同じ温度でも持っている熱量は異なります。お湯から水蒸気にするには1g当たり539カロリーが必要です。水蒸気はこの分、温度計では測定できない熱量を持っています。温度計で測定できる熱を顕熱と言い、測定できない熱を潜熱と言います。
顕熱のみの熱交換を顕熱交換、顕熱と潜熱の両方の熱交換を全熱交換と言います。
熱交換素子に和紙などの多孔性薄膜を用いる方法などで熱と湿気の両方を交換することで全熱交換を行います。

add

全熱交換型第1種セントラル換気

全熱交換型第1種セントラル換気は給排気ファンの消費電気料は高いが全熱回収を行うことで省エネルギー化を行っています。

冬季の暖房時の室内外の温度差が大きい場合は、大きな熱回収効果が期待できますし、外気の乾燥空気に排気中の湿気を与えますので室内の過乾燥防止に役立ちます。
夏季の冷房時は室内外の温度差が小さいために熱回収効果は小さいですが、高湿気の給気から湿気を除きますので冷房負荷を下げることによる省エネルギー効果が期待できます。
室内外の温度差が殆どない春及び秋にはファン駆動のエネルギーを回収することは困難になります。

しかし給気トイレなどの臭い成分の一部が給気側に戻るために衛生面から問題視されることがあります。トイレなどの臭い発生個所からの排気は別途局所機械換気によって対処します。

add

非熱交換型第3種セントラル換気

寒冷地方での全熱交換型換気システムは、夏季の全熱回収の省エネルギー効果が期待できないこともあり、ファンの駆動消費エネルギーが小さい非熱交換型の第3種セントラル換気が採用されることが多いです。
極端に温度が低い地方では全熱交換によって熱交換素子で結露が発生することもあり、加熱装置が要求されることがあります。トイレなどもセントラル換気で処理が可能です。

Contact

カビ・ダニ、花粉などのアレルギー対策、省エネ・健康換気システム導入をお考えならお気軽にご相談ください。

call

お電話でのお問い合わせ

072-943-1825

電話受付時間
平日 9:00~18:00 (土日祝を除く)